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天皇賞を考える 
 
天皇賞の枠順が確定した。

1番人気になるだろう、ウオッカは4枠7番、

そのウオッカを負かして天皇賞馬になってほしいシンゲンは、5枠10番に入った。

どっちもいいとこ入ってきたように思う。

もちろんシンゲンに勝ってほしいし、シンゲン単勝も買うと思うんだが、

馬券は単勝以外も買うし、押さえもちょっとは買う。

ってことで、相手選びだ。


ウオッカは、何だかんだ言って1番人気だろう。

まぁ断然の1番人気ってことにはならないと思うが、

東京巧者だし、昨年、毎日王冠を逃げて2着のあと天皇賞で1着。

今年も、その教科書通りって言えばそうだし、強さ以外の人気も手伝って、やっぱり1番人気。

なんだろうと想像する。


しかーし、


2000m以上はダービーだったり、昨年の秋天こそ持っていってるが、

ベストはマイルかなぁと思ってしまう。

牝馬限定ってことでレベルは下がるが、

ヴィクトリアマイルでの突き抜け方を見てから、前走の毎日王冠を見ると、

「うーん」ってなってしまう。

牡馬交じりの安田記念で、不利を跳ね返して、着差以上の圧倒的な強さを見せられても、

距離別に、これまでの成績を見てみると、

「うーん」ってなってしまう。

さらに、ここに「老い」という目に見えにくいファクターも加わるかもしれなくて、

プラス武豊騎手の、重賞最近勝てない病も考慮すると、

「うーん」ってなってしまう。

正直、2着はおろか、3着、着外も意識して馬券を考えた方が良いと思っているのだが、

さすがに、これほどの馬を極端に避けるようなマネはできない。

太い軸から→軸候補→強力な相手候補→相手候補→薄い穴。

うん、格を下げても、相手候補くらいには留めておいたほうが良いな。

ウオッカはとりあえず相手候補ってことで、


他を見てみよう。


全馬を細かくチェックする作業はまた後にして、サラッと見た感じで良いにおいがしてそうなのは、

まず、前走の毎日王冠でウオッカに先着したカンパニー。

いぶし銀の華麗なGⅡ職人ってイメージがだいぶついてしまったが、

8歳ながらバリバリ現役で、これから成長し始めますって言わんばかりの元気さだ。

昨年の2センチ決着の天皇賞では、際どいところまで追い込んで来て、写真判定組に入った。

もし成長曲線が下降せずに良い状態を保っているならば、今回は馬券に絡む可能性はある。

安田記念の時はスッパリとカンパニーを切ってしまって、

ヒヤヒヤさせられてしまったからな~。

超大外からグイグイと結構な脚を見せていた。

もし毎日王冠のように経済コースを通ってきて、追う相手が少ないときは面白いことにはなりそうだ。

前走見ると大丈夫そうに思えるんだけど、ウオッカ同様、距離延長はあんまり歓迎できないか?

とりあえず相手候補の1頭。


他は、ジャパンCでウオッカに勝っているスクリーンヒーローはどうか。

距離短縮は微妙だが、重賞2勝はともに東京。

ウオッカが距離延びて微妙って思ってて、スクリーンヒーローも距離短縮は微妙。

同じくらい割り引いて、

それで、ウオッカに東京で先着してることを考えると、

ウオッカと同じくらいの評価はしといた方が良さそう。

オッズ下げてそうで、買い時か。


あとは穴っぽいところで抑えておきたいのが、

カンパニーと同じ8歳で頑張っている、エアシェイディ。

もともと東京は得意だし、距離もこなせる。

昨年もカンパニーに続き5着。

一般的な競馬では、前に1、2頭くらいしかいないだろうタイム差の5着。

陣営もここは大目標みたいで、毎日王冠も使わずにマイペースで調整してきてるっぽい。

虎視眈々な感じが、なんとも不気味だ。


そして、ウオッカのことを「老い」がどうたらと言っておいてなんだが、

毎日王冠を勝ったカンパニーとか、同レースで3着に入ったハイアーゲームとか、

富士Sを、3歳馬が有利と見て、5歳、6歳、8歳馬で波乱の決着になるのを見たりすると、

熟年もなめたらいかん!と思うのだ。

たぶん買い目に入れるだろう。


他にも、東京が初のキャプテントゥーレがどのくらい通用するのかとか、

前が速かったかもしれないが、京都大賞典で結構強く見えたオウケンブルースリとか、

気になるところもあるが、

ビシッと押さえた馬たちで決着してほしい。

当たり前か。


まだいろいろ考えなきゃな。


とにかく、シンゲンが勝つところが見たいね!


気性荒くて結果出なかったり、何度も骨折したり、

いばらの道を通ってきた劣等生が、遅れてやってきて、

6歳にしてデカイ華を咲かせるのを期待したい。

んー、華を咲かせるってイメージは違うな。

一発ブチかますのを見たい。

そして2発目、3発目も見てみたいと思ってしまう。

助右衛門さんのブログの「シンゲンを天皇賞馬に!」キャンペーンに、正式な文面を送ったりして表明したわけではないが、

もろに参加するつもりで、テンションも上がっている。

なんとか成功裡に終わってほしいものです。



乗り越える壁は厚いが、

がんばれシンゲン!

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